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2007年8月12日 (日)

説明できない力

 山小屋にいたとき初めて間近で熊をみました。

 食べ物を探して小屋の周辺をうろついていた熊がある日、小屋の中に侵入してきました。

 それまでツキノワグマなんて大きな犬みたいなもんで絶対勝てると思っていたんですが、鉄のシャッターをアメ細工みたいにひん曲げて小屋に入ってきたそいつは実に強そうで、自分は己の無知を反省したものです。

 熊は鼻を利かせて目当てのものに近寄りました。

 それは廃油でした。生ごみを燃やす焚きつけに使う為、一斗缶に古くなった天ぷら油を保管しておくのですが、その一斗缶を脇に抱え手のひらでベロベロ舐めていました。

 『熊の手のひら』いつか一回は食してみたいものです。

 さて前回予告した『消えた水筒』ですが、いくつかの事情により取りやめます。ごめんなさい。

 かわりといっては何ですが、運命とか偶然、必然といった言葉について考えさせられる話を一つ。

 

 22年前の1985年の今日8月12日、羽田発大阪行きの日航ジャンボ機が群馬県の御巣鷹山に墜落する国内最悪の航空機事故がおきました。

 この事故に凄く薄いのですが、繋がりのあった自分は後日この事故について書かれた本をできるだけ読むようにしていました。

 ある本に書いてあった話をかいつまんで紹介します。

 大阪から東京に出張できていたAさんは帰路に飛行機を使おうと思っていました。ようやく入手できたチケットはJALの123便。

 飛行機の時刻に間に合うように会社を出ようとしたAさんは、急な仕事に巻き込まれその飛行機に乗り損ねてしまい新幹線で大阪に帰ることになります。

 自宅に戻ったAさんはテレビで自分が乗るはずだった飛行機が行方不明になっていることを知ります。AさんもAさんの家族も飛行機に搭乗している家族の方には悪いなと思いつつも歓声をあげ強運を喜んだことでしょう。

 汗を流そうと浴室にはいったAさんは転倒し、浴槽に頭を強打し搬送先の病院で12日中に死亡されたそうです。

 あの事故からもう22年。被害にあわれた全ての方の魂が安らかでありますように・・・。

 次回から通常の『吾郎とジャムの毎日』に戻る予定です。

 ではでは。

 

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